野球人口減少をいかに食い止めるか…

我がチームにとって,毎年春恒例の大会,パラマウント杯争奪春季少年野球大会が3月11日(土)12日(日)に柴田球場をはじめとした各会場で開催されました。この大会に参加すると,「ようやく春が来たんだなぁ~」と実感します。で,結果は…というと,2日間で4試合を行い,3勝1敗。目標であった次週の決勝リーグ進出とはなりませんでしたが,4試合を通してたくさんの収穫がありました。来週からの練習の中で課題となったことを中心に練習していきます。

そんな中,うれしい出会いがありました。大河原スターズジュニアさんです。1点を争う手に汗握る好ゲームでした。試合後,大河原スターズジュニアの渡邉大助監督さんと話す機会がありました。大変失礼なのですが,これまでにあまり聞いたことがなかったチーム名でしたので,既存のチームがメンバーの減少により,何チームかで合同チームを作り,新たな名前を付けてスタートしたのかな…と勝手に思っていました。

渡邉監督さんの話では大河原スターズジュニアさんは結成3年目の新しいチームだそうです。監督さんは中学校部活の軟式野球の外部コーチを10年以上続けてきたそうですが,中学校で野球をやる生徒が減少してきたことに危機感を感じていました。そして,もっと下の世代から遊びを通しながら活動していくことの必要性を感じ,幼稚園や保育所などの小さい世代から小学生までを集め,地域で遊ばせる活動を始めたそうです。この集団が母体となって,大河原スターズジュニアさんが誕生したということです。(間違っていたらすみませんm(_ _)m)

このブログの大きなテーマの一つとして,「野球人口の減少をいかに食い止めるか」があります。私も,日頃から如何にして広瀬スポーツ少年団の団員を増やしていくか,ひいては少年野球の人口を増やしていくか…について考えています。その一つの試みとして,小学校などの施設開放をうまく利用して,そこで地域の子供たちを日常的に遊ばせていけないかと考え,近々実行に移すことができないかと思案中でした。そんなところに,今回の渡邉監督さんのお話を伺うことができて,先進的な取り組みに私自身大きな力をいただきました。

今,野球界は野球人口の減少という大きな問題に直面しています。どうしたらそれを食い止められるのか…答えのヒントの一つに,小学校入学以前の未就学児や小学校低学年児童を,地域でいかにうまく遊びを通して取り込んでいけるか…ということがあるのではないかと私は考えています。パラマウント杯でのこの出会いをきっかけに,これから大河原スターズジュニアさんといい交流が生まれ,野球人口減少解消に少しでも貢献していけたら幸いです。

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Posted by S監督