ぼやき25&はなまる③
11月20日(日)に青葉区秋季新人大会が行われました。来年春の青葉区春季学童大会のシードを決める大切な大会です。ウチのチームも何とか2連勝してシード権を取りたいところでしたが…
初戦は…主力の一人が欠けたこともありますが,今年やった試合の中でも特に「残念な内容」と言わざるを得ない試合でした。このまま次のゲームをしたら,また同じことの繰り返しになると容易に想像できました。
1試合目が終わった後のミーティングで,私たち指導陣は子供たちに「今年やった試合の中でも特に残念な内容の試合」だったことを正直に伝えました。何が残念だったのか…負けたことが残念だったのではありません。最後まであきらめずに一生懸命プレーしていたか,精一杯声を出していたか,攻守交代の時に全力で走っていたか,など試合中のことを確認しました。そして,みんなのことを応援してくれているお父さんやお母さん,おじいさん,おばあさん,OBの方々などが,今日のみんなの姿を見てどんな気持ちになったか…と問いかけました。多少乱暴な言い方になるのは承知の上で,「こんな気持ちで野球をやるのなら,やらないほうがマシ」といったことも子供たちに伝えました。
一方,我々指導陣の反省として,試合中にあれこれ言い過ぎていたな…と感じました。あまりに指示が多いと子供たちも混乱します。やらされている野球になっては意味がありません。必要最小限のことだけ伝えることにしました。子供たちには,「私たち大人がみんなに野球をやらせているのではないよ」「主役はみんな一人一人だよ」と話し,次の試合ではベンチからは守備位置の指示など必要最小限のことしか言わないから,自分たちで考えて,みんなで声を出しながら楽しくやってね…と話しました。これまでのことを簡単にまとめると次のような感じです。
①監督,コーチはできるだけ黙っているから,自分たちで考えてみんなで声を出そう。
②攻守交代の時は,全力疾走で自分のポジションを行き来しよう。
③最後まであきらめないで,声を出して一生懸命にプレーしよう。
これらのことを確認して次の試合に臨みました。その結果は…
ご覧になった皆さんはお気付きだったと思いますが,1試合目とは別のチームではないかと疑うほどすばらしい内容の試合でした。いつもこのようにうまくいくわけはありませんが,子供たちは試合前に確認したことを真剣に実行しようと頑張っていました。これからも,勝っても負けても,見てくれている方々に感動してもらえるような試合をすることを目指していきます。
この2試合を通して,子供たちもそうでしょうが,私は大変勉強になりました。子供たちはこんなにも劇的に変われるすごいパワーを持っていること。指導者が子供たちに何を伝え,どんなスタンスで試合に臨むのかが本当に大事であること。この2つのことに改めて気付かされた貴重な1日でした。はなまるです😍
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