Iコーチの秘話①

2022-02-14

今回は,先日の旭丘キッズ大会で「準優勝」したことに関して,これまでの経緯を含めてIコーチからの話を載せたいと思います。Iコーチ,では,どうぞ。

今年6月以降に入団したばかりの選手たち。人数が足りず、友だち兄弟の助っ人の力も借りて、ようやく単独チームで試合ができるようになったのが8/8の宮城地区少年野球大会。錦ケ丘さん・栗生さんの合同チーム、大沢さん・川前さん合同チームと試合ができました。そこから4大会8試合を経験した選手たちが躍動してくれました。

2試合保証の最大4試合。敗者復活枠もあるノックアウト方式の今大会。1つ勝つことを目標にして臨んだ当日の組合せ抽選会。ジャンケンに勝ったキャプテンの3年Y君。対戦相手枠に飛び込んできたチームは、なんと強豪旭丘さん。じゃんけんに勝ち誇らしげなキャプテンとは裏腹にうまい棒が離れていく映像が出る自分。そう、この大会はうまい棒争奪戦でもあるんです…

緒戦の旭丘さんに10-17で敗れ敗者復活枠へ。このときにいつもと違う、何か違う感じがありました。悔しかったと言葉で、態度で表せるようになったんです。続く2試合目、シーソーゲームの展開で栗生さん川前さん旭丘さん合同チームから初勝利をあげると、勝つことの楽しさを初めて味わった選手たちは、再度対戦することになった旭丘さんと臆することなく戦い17-16と劇的なサヨナラ⁉︎で決勝進出。そして準優勝(^^)v

2年Y君の2本のホームランももちろん、2年K君のナイスラン、2年H君の勝利を掴む一撃、安定の豪速球投手年長S君、2試合目からキャッチャーをしてくれた2年S君はもう要に確定してしまいたいくらい、旭丘戦勝利得点が2年M君のキャッチャーを避けてホームを回ってからのつま先チョンでホームイン。痺れました

何よりも2試合目の途中から、選手たちの間で会話が生まれたことがすべてだと思います。コッチに投げろ、ここにいて、オレが行く、ちゃんと捕れ、コッチでアウト取るぞ、打て、ゴロゴー、フライは落ちてからゴー、次の次の塁を狙え…

普段自分が言ってることを先手取られる場面が何回も何回もありました。すごく大きな成長です(^^)

そして今回も強力な助っ人をしてくれた2年H君のガッツとクレバーさに驚き、3年Y君の弟くんの1試合目での初ヒット、助っ人Yちゃんの初めてとは思えないバッティングと決勝戦でのナイスラン、すべてが次につながる本当に良い試合ばかりでした

もちろんキッズの醍醐味、ならではのハプニングもありました。ホームインした選手が旭丘のベンチに行ってヘルメットを置き、さらに次のランナーもつられて旭丘のベンチへ行きヘルメットを置き…

おーい黒い方だから、赤じゃないよーと連れ戻し、何本うまい棒もらったんだと確認笑

デビュー戦初ヒットの3年Y君の弟くん。初ランナーで初走塁は一生懸命にダッシュ。向かった先は3塁…

今年の始まりを振り返ると、こういう形になれたことが奇跡的に思え、あらためて感謝の気持ちでいっぱいです。

キッズでも広瀬の野球。そこにこだわって来年はもっともっとみんなと喜びを分かち合いたいです。

うまい棒大好きコーチ Iコーチ

Iコーチの秘話

Posted by S監督