ぼやき22
9月3日(土)は,中新田ベースボールクラブさんの招待試合であゆの里スポーツ公園に行ってきました。
2試合行い,どちらも負けました。普段から子供たちにも言っていますが,公式戦ではないので勝ち負けは度外視です。練習でやってきたことが,試合の中でどれだけ出来るか…ここがポイントです。
2試合とも負けてしまいましたが,良いところもありました。強い当たりの3連打で3点を取った攻撃は,広瀬らしい見事なものでした。ピッチャーも主力の先発2人は本来の力を発揮して,試合を作りました。
気になったことは,試合中にうまくいかなかったときやエラーをしてしまったときのことです。エラーをしない選手はいませんし,いつもうまくいくわけではありません(むしろうまくいかないことのほうが多いです…)。そんなときは,「その後にどうするか…」が大切になってきます。下を向いてしまったり,ムッとした様子を明らかに態度に出してやる気を失ったり(このことを我々指導者は,「くさる」と表現したりします。)…この試合に限らずですが,特にこの日はこのような様子が目に付きました。そんな気持ちでプレーを続けた場合,また同じことを繰り返すことが多いですし,この日も実際そうでした。こうした反応はチームにとても大きな負の影響を与えてしまいます。
試合後のミーティングでは,次のようなことを確認しました。もしうまくいかなかったときやエラーをしてしまったときには,「決して下を向かない」「くさらない」「態度に表さない」こと。そして,逆に自分から大きな声を出したり明るく元気に振る舞ったりという「リカバリーの行動を取る」ことを共通理解し,次回から実践していくことを確認しました。小学生にとってこれはかなり高度で難しい行動であることは,我々指導者も十分に理解しています。それでもあえて子供たちにはぜひとも行動に移して欲しいと考えています。それだけの価値のあることだと思うからです。
広瀬では,試合に入る前のルーティーンで「プラス思考ビーム」を常々やっています。これは,失敗して落ち込んでいそうな選手に対して,他の選手達がウルトラマン張りに「プラス思考ビーム」を浴びせて元気づけるというものです。これは,「何事に対してもプラスに,前向きに考えていきましょう。」という考え方に基づいています。友達のプラス思考ビームを浴びて,落ち込んだ自分の心を整えてまた次のプレーに臨む。これを子供たち一人一人が自分たちのものにしたとき,自然にステップアップしていますし,更に強い広瀬スポーツ少年団になっていることだと思います。がんばれ,広瀬っ子!!
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