こどもの日に思うこと
今日はこどもの日でした。お父さん、お母さん、おじいさん、おばあさん、おじさん、おばさんなど、多くの大人の方々が、子供たちのこれまでの成長を祝うとともに、これから益々健全に育つことをお祈りする日ですね。子供たちにとっても、ゴールデンウィークの真っただ中、様々なイベントが至る所であり、ご家族で楽しく過ごすかけがえのない日です。
そんな中、少年野球をやっている子供たちは、当然ながらこどもの日でも野球です。子供が野球をやっているということは、家族みんなが野球に巻き込まれています。野球をやっていなかったら、旅行に行ってたかもしれません。楽しいイベントに参加していたかもしれません。我々指導者はこの事実を重く受け止めなければならないのではないでしょうか。
子供が野球をやるということはこういうことなんですよね。たくさんの方々の多くの”犠牲と協力”の上に成り立っています。
今日私が練習で子供たちに言ったことは、「何のために大きな声を出したり、返事を大きく返したりするのか。」でした。私の問いかけに何人かは自分の考えを言ってくれましたが、明確な回答はなく、ほとんどの子供たちは黙っていました。
「何のために練習をしているの?」この問いかけには、「試合に勝つため。」すぐに返答がありました。そうです。野球をやる意義はたくさんありますが(これについては、「野球のとらえ方」を読んでください。)、今、練習しているのは、次に控えている試合に勝つことに大きなウエートがかかっています。「大きな声を出すのは、試合中にやるべきことをみんなで共有するために大切なことで、勝つために必要なことだよね。」
練習中に意識的・自発的に声を出すことは、チームの勝利に必要不可欠なことなんだと、改めてみんなで確認することができました。子供たちが忘れるたびに、今後また何度も繰り返し言い続けなければならないことだと思いますが、とても大切なことなので粘り強く言い続けていきたいと思います。
こどもの日。どうか今日の日が、野球をやっている子供たちやそのご家族の皆様にとって「いいこどもの日」であったことを心から願っています。
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