野球のとらえ方①

2022-02-14

私たち日本人に非常に親しまれている「野球」ですが,当然なことなのですが,それだけにその人独自の野球の見方や野球感がそれぞれあります。「国民総監督」なんて言われるくらい身近で,みんなに愛されている「野球」ですが,ここで「野球のとらえ方」について私なりに,何回かに分けて整理してみたいと思います。少し固苦しい話になるかもしれませんが,よろしければ,しばしおつきあいいただけると幸いです。

まずは,野球をスポーツという観点から考えてみたいと思います。野球は,スポーツの一つです。では,当たり前のように我々が普通に使っている「スポーツ」の定義は,どのようになっているのでしょうか。「スポーツ」はスポーツ基本法(日本で唯一のスポーツに関する法律)において,定義されています。そこでは「スポーツは,心身の健全な発達,健康及び体力の保持増進,精神的な充足感の獲得,自律心その他の精神の涵(かん)養等のために個人又は集団で行われる運動競技その他の身体活動」とされています。また、スポーツは「今日,国民が生涯にわたり心身ともに健康で文化的な生活を営む上で不可欠のものとなっている。」とされています。さらに「スポーツを通じて幸福で豊かな生活を営むことは,全ての人々の権利」との記載もあり,「スポーツ権」が明示されました。(※参考:JSPO日本スポーツ協会HP)

スポーツは競技・余暇活動・体力増強のために行う身体活動の全般を指します。散歩やラジオ体操,ハイキングにランニング,ウェイトトレーニングのように他者と競わない運動もスポーツです。他に,試合会場に足を運んで観戦することや,テレビ放送を見ること,指導者や関係者として選手をささえること,ボランティアとして運営を手伝うことなどもスポーツとされています。これらからわかるように,国は,さまざまな形ですべての人々がスポーツに関わっていくことを推奨しています。(※参考:JSPO日本スポーツ協会HP)

また,2011年には日本スポーツ協会(JSPO)と日本オリンピック委員会(JOC)が共同で起草,宣言した,「スポーツ宣言日本〜二十一世紀におけるスポーツの使命〜」のなかで,スポーツについて以下のように定義しています。

「スポーツは,自発的な運動の楽しみを基調とする人類共通の文化である」。この大きな特徴は「~のためにスポーツを」という扱いをしていないことです。つまり,「何かのためにスポーツをする,みる,ささえる」のではなく,純粋に「スポーツをする,みる,ささえる」こと自体を楽しむ,喜ぶ,大事にする,という点です。その上で,スポーツの意義と価値について,「スポーツのこの文化的特性が十分に尊重されるとき,個人的にも社会的にもその豊かな意義と価値を望むことができる。とりわけ,現代社会におけるスポーツは,暮らしの中の楽しみとして,青少年の教育として,人々の交流を促し健康を維持増進するものとして,更には生きがいとして,多くの人々に親しまれている。」としています。(※参考:JSPO日本スポーツ協会HP)

スポーツの定義についていろいろ書いてきましたが,これらを受けて「野球」や「広瀬スポーツ少年団」にあてはめて考えてみると,どんな感じになるでのしょうか。私なりに考えると,以下のようなりました…

「子供たちや保護者,指導者,その他関係者など,広瀬スポーツ少年団に関わる全ての人々が,それぞれの立場で純粋に野球を楽しみ,お互いに交流しながら健康を維持増進したり,子供たちの健全育成に努めたり,人生の生きがいを見い出したりしていく。」って,こんな感じですかね…😅

野球はスポーツの一つですから,このような「野球のとらえ方」がまずは全てのベースになっていくのではないかと思います。

次回は,野球を競技として見たときに,どんな「野球のとらえ方」になるのか…考えていきたいと思います。

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Posted by S監督