ばやき14(先週のふり返り)

4月3日(日)は,JMBL育成クライマックスベスト8どうしの戦いで,荒巻少年野球クラブさんと試合を行いました。

新型コロナウイルス拡大の影響で,約2か月間の活動自粛をしました。3月26日(土)に自粛が解除され,次の週に行われた試合です。許されるのであれば,活動再開後はせめて1か月程度の練習期間が欲しいところです。しかし,4月に入ってからは,公式戦を含め毎週のようにスケジュールが埋まっている状態です。このような状況の中で,子供たちに試合をさせることが本当に子供たちのためになるのか…と内心思いながらも,目の前に迫っている試合に子供たちと共に向き合わなければならないのが現実です。

大切な試合に対しては十分な準備をして臨むのが本来の姿だと思うのですが,活動再開してすぐに行われる大切な試合に,指導者としてどう臨まなければならないのか…悩みしかありませんでした…

試合前に子供たちに言ったことは,次の二つのことでした。「試合中,一生懸命に声を出そう」と「野球をできることに感謝して,試合を楽しもう」。この二つでした。今はシンプルにこのことしか言えません。

ウチのチームもそうですが,荒巻さんも同じ状況の中で大変な思いをして試合に臨んでいます。そう考えると,今回の試合は実力どうのこうの…ではなく,ちょっとしたミスや四死球が勝敗を分けるだろう…と考えました。

中盤まで苦しい試合展開でしたが,子供たちは落ち着いて試合をしてくれました。久しぶりということでミスもありましたが,あわてることなくじっくりとできたことが勝因の一つだったと思います。

荒巻少年野球クラブさん,大変な中での試合,ありがとうございました。同じ青葉区ということで,これからもお互いに切磋琢磨していきましよう。今後ともよろしくお願いいたします。

これでベスト4入りとなりました。

次は仙台市民球場でのナイター。準決勝,決勝となりますが,野球をやれる幸せを感じながら,無欲で試合に臨みたいと思います。4月30日(土)ですので,お時間がありましたら,仙台市民球場に足を運んでいただきまして,子供たちの雄姿を御覧になっていただければ幸いです。