卒団する6年生から④
「野球をやって思うこと」と題して,卒団する6年生の作文を紹介してきましたが,今回は四回目,いよいよ最終回になります。トリを飾るのはK.D君です。K.D君は,扇の要であるキャッチャーとして大活躍しました。打撃も大きな体を生かした長距離砲で,K.D君が打席に立つと相手外野手は相当バックして守るほどでした。では,K.D君,よろしくお願いします。
僕が野球をやっていて思うことは,二つあります。
一つ目は,仲間は大切だということです。
野球は,一人でやるスポーツではなく,チームでやるスポーツです。それは,試合に出ている9人だけではなく,ベンチの人もコーチャーや声を出すなどチームのためにできることをして,みんなで力を合わせてやっていかなければいけないのです。試合でも,一人一人何か足りないところがあっても,みんなでカバーしていけば,いい試合ができると思います。
自分も仲間を大切にして,「一人はみんなのために。みんなは一人のために。」という言葉を胸に頑張っていきたいです。
二つ目は,感謝の気持ちを忘れてはいけないということです。
新型コロナウイルスの影響で,野球ができないことがたくさんありました。でも,野球ができるようになってとてもうれしかったし,「野球ができることは,あたりまえではないんだな。感謝して野球をしなければいけないな。」と思いました。その他にも,監督やコーチに教えてもらうこと,グランド整備やグランド作り,審判などをしてくれるお父さん方や,ご飯を作ってくれたりスコアなどを書いてくれるお母さん方など,たくさんのことに感謝しなければいけないと思いました。
自分はこの二つをあげましたが,この他にもたくさんのことを野球をやっていて学びました。例えば,野球がうまくなったことは当然ですが,あいさつなどの礼儀などが身に付きました。
このことを生かして,次のステップでも頑張りたいですし,中学校生活でも生かせるようにしていきたいです。(おわり)
K.D君,これまで広瀬スポーツ少年団で野球をやってくれてありがとう‼️中学校での益々の活躍を期待していますよ👍
そして,卒団する四人の6年生。監督である私も,皆さんたちから大切なことをたくさん学びました。そのことを皆さんの後輩たちに伝えて,これからの指導に生かしていきたいと思います。卒団してもグランドに元気な姿を見せに来てくださいね😀
ディスカッション
コメント一覧
“one for all,all for one”
中学になっても高校以降も、この精神を忘れることなく、日々の営みを重ねていって欲しいです。
これから生活していくにあたり、必ず仲間はできます。
仲間のために頑張るし、仲間になったら一人のために頑張る、その行動が周りにいい影響を与え、そして自分を含めた『チーム』が出来上がっていきます。
チームが出来上がっても継続して周りにいい影響を与え続けること、それが『チームワーク』になります。
チームワークを大切にする子は、チームから大切にされます。
是非、仲間を、そしてチームワークを大切にする選手に育っていって下さい。
最後になりましたが、卒団する選手の皆さん、選手達の親御さんの皆さん、卒団おめでとうございます。
これからの益々のご発展を祈念しております。